遊 — PLAY
あそび
歌舞伎、相撲、寄席、富くじ、花見と花火、そして幕府公認の遊廓・吉原。遊びは江戸経済の花形であり、メディアと流行の発信源だった。
この間口の項目
賭場と貸元、そして富くじ→
賭けごと・第二回 賭けを商売にした者たちと、公認という抜け道
花札とかるた→
天正かるたの渡来から、禁じられるたび絵柄を変えて生き延びた札まで。賭けの線引きはどこにあったか。
流行りもの→
変化朝顔、万年青、金魚の品種競争。流行は自然に起きたのではなく、作られ、売られた。
暖簾を継ぐ日(ゲーム)→
天正十八年、江戸誕生の一月前から。商人として十三年を生きる物語。
吉原→
幕府公認の遊廓。ガイドブックとスターを生んだ光と影。
歌舞伎→
江戸最大のエンタメ産業。役者絵と流行の発信源。
相撲→
勧進相撲と番付。ランキング文化の本家。
寄席→
安いからこそ広がった、町内の日常娯楽。
富くじ→
幕府が公認した、寺社の修復費を集めるための籤。
花見と花火→
桜は幕府が植えさせた。遊興と統治は表裏だった。
賭けごと→
禁令が繰り返されたこと自体が、守られなかった証拠である。
隣の間口にもまたがる項目
主の間口は別だが、この面からも読める記事。一つの営みは、たいてい二つの間口に足をかけている。
俳諧→
主は「藝 — げい」 句は一人で作るものではなかった。座に集まり、付け合い、巻いていく遊びだった
家元 — 芸ではなく、教えてよいという許しを売る→
主は「藝 — げい」 免状と名取が上から下りてきて、礼金が上へのぼっていった
見世物 — 本物か作り物か、その境目を楽しむ→
主は「藝 — げい」 木戸銭を払って、驚きといかがわしさのあいだに立つ
犬猫と小鳥→
主は「住 — くらし」 生類憐みの令は、犬だけの話ではなかった
全項目が五つの窓(しくみ/江戸と今/同じころ世界では/アジアのいま/広告と評判)と出典・確度欄を備える。