暦 — TIMELINE
江戸二百六十五年 詳細年表日本のできごとと、同じころの世界を並べて読む
1590年の家康入府から1868年の江戸開城まで。左に日本、右に世界。記事のある項目はリンクで深掘りできる。年表は今後さらに細かくしていく。
壱 | 天下統一と開府(1590–1651)
| 年 | 日本のできごと | 同じころの世界 |
|---|---|---|
| 1590 | 徳川家康、江戸入府。都市建設が始まる | スペイン無敵艦隊敗北(1588)後、英蘭が台頭へ |
| 1600 | 関ヶ原の戦い。リーフデ号漂着(三浦按針来日) | イギリス東インド会社設立 |
| 1603 | 家康が征夷大将軍に。江戸幕府開府。出雲阿国のかぶき踊り | エリザベス1世没、ステュアート朝成立 |
| 1604 | 五街道の整備進む。日本橋が起点に | 仏でアンリ4世の再建政治 |
| 1614–15 | 大坂の陣。豊臣氏滅亡 | 三十年戦争前夜のヨーロッパ |
| 1617 | 吉原遊廓が幕府公認 | |
| 1635 | 参勤交代を制度化。日本人の海外渡航・帰国を禁止 | 三十年戦争のさなか(1618–48) |
| 1637 | 島原・天草一揆 | |
| 1639–41 | ポルトガル船来航禁止、オランダ商館を出島へ。「四つの口」体制へ | 英で清教徒革命へ(1642–) |
| 1643 | 田畑永代売買禁止令 | ルイ14世即位(幼少) |
弐 | 明暦の大火と元禄(1651–1716)
| 年 | 日本のできごと | 同じころの世界 |
|---|---|---|
| 1654 | 玉川上水完成。江戸の水インフラ整う | 清・順治帝の時代 |
| 1657 | 明暦の大火。復興で都市を再設計。吉原は浅草日本堤へ移転 | 9年後にロンドン大火(1666) |
| 1673 | 三井高利が越後屋開業 | ルイ14世の絶頂期 |
| 1683 | 越後屋が引札を配布。チラシ広告の元祖 | |
| 1685– | 生類憐みの令(綱吉) | ニュートン『プリンキピア』(1687) |
| 1688–1704 | 元禄文化。西鶴・芭蕉・近松が活躍 | 英で名誉革命(1688–89) |
| 1697 | 宮崎安貞『農業全書』。甲府藩「百姓身持之覚書」(のちの「慶安御触書」の原型とされる) | |
| 1700 | 御定相場公布。金1両=銀60匁=銭4貫文 | 大北方戦争はじまる |
| 1702–03 | 赤穂浪士の討ち入り | |
| 1705 | おかげ参り。約50日で約362万人が伊勢へ | |
| 1707 | 宝永地震・富士山宝永噴火 | イングランドとスコットランド合同 |
参 | 享保から田沼へ(1716–1786)
| 年 | 日本のできごと | 同じころの世界 |
|---|---|---|
| 1716 | 享保の改革はじまる(吉宗) | |
| 1720 | 町火消いろは組。漢訳洋書の輸入緩和(蘭学の素地) | 英で南海泡沫事件。バブル崩壊の元祖 |
| 1732 | 享保の飢饉 | |
| 1742 | 公事方御定書(裁判の基準法) | |
| 1772–86 | 田沼時代。商業重視の政治 | ワットの蒸気機関改良(1769)。産業革命へ |
| 1774 | 杉田玄白ら『解体新書』刊行 | アメリカ独立戦争へ(1775–83) |
| 1775 | 長久保赤水『日本輿地路程全図』刊行 | アメリカ独立宣言(1776) |
| 1782–87 | 天明の大飢饉。農村から江戸へ人口流入。浅間山大噴火(1783) | パリ条約で米独立承認(1783) |
| 1783頃 | 蔦屋重三郎が『吉原細見』の版元として台頭。天明狂歌ブーム |
肆 | 寛政から化政文化へ(1787–1853)
| 年 | 日本のできごと | 同じころの世界 |
|---|---|---|
| 1787–93 | 寛政の改革(松平定信) | フランス革命(1789) |
| 1790 | 石川島に人足寄場。旧里帰農令 | |
| 1794–95 | 東洲斎写楽が突如登場、約10ヶ月で消える(版元は蔦屋重三郎) | |
| 1800–16 | 伊能忠敬の全国測量(蝦夷地から開始) | ナポレオン台頭 |
| 1802 | 十返舎一九『東海道中膝栗毛』刊行開始。弥次喜多ブーム | |
| 1804 | 化政文化の最盛期へ。屋台と夜の食文化が花開く | ナポレオン皇帝即位 |
| 1805頃 | 『熈代勝覧』が日本橋の賑わいを描く | トラファルガー海戦(1805) |
| 1808 | 間宮林蔵の樺太探検。フェートン号事件 | |
| 1814 | 曲亭馬琴『南総里見八犬伝』刊行開始 | ウィーン会議(1814–15) |
| 1823 | シーボルト来日(鳴滝塾で蘭学教育) | |
| 1825 | 異国船打払令 | 英で世界初の鉄道営業(1825) |
| 1830 | おかげ参り、3ヶ月で約430〜500万人。北斎『冨嶽三十六景』刊行開始(〜32頃) | フランス7月革命 |
| 1833 | 広重『東海道五拾三次』。天保の飢饉はじまる(〜39) | |
| 1837 | 大塩平八郎の乱。モリソン号事件 | ヴィクトリア女王即位 |
| 1841–43 | 天保の改革(水野忠邦)。人返しの法(1843) | アヘン戦争(1840–42)。清が英に敗れる |
伍 | 幕末(1853–1868)
| 年 | 日本のできごと | 同じころの世界 |
|---|---|---|
| 1853 | ペリー来航(浦賀)。プチャーチンも長崎へ | クリミア戦争はじまる |
| 1854 | 日米和親条約。安政東海・南海地震 | |
| 1855 | 安政江戸地震。鯰絵が大量出版される | |
| 1858 | 日米修好通商条約。安政の大獄。コレラ大流行 | インド大反乱(1857–59)、ムガル帝国滅亡 |
| 1860 | 桜田門外の変。咸臨丸が太平洋横断 | 翌年、アメリカ南北戦争(1861–65) |
| 1867 | 大政奉還。パリ万博に幕府・薩摩が出展 | マルクス『資本論』第1巻 |
| 1868 | 江戸城無血開城。江戸を東京と改称、明治改元 | 翌年スエズ運河開通(1869) |
年代は教科書・事典類で一致する定説に拠る(確度★★★)。「慶安御触書」のように研究で年代・性格が見直された項目は、リンク先の記事で最新の研究状況を明記している。年表は記事の追加にあわせて増補していく。最終確認日: 2026年8月25日 / 編集・出典ポリシー