図 — MAPS

江戸の地図の間この時代の日本と江戸を、当時の地図で見る

江戸時代の人々が実際に使った地図をパブリックドメインの高解像度画像で収蔵し、外部の地図プラットフォームへの入口もここにまとめる。

壱 | 日本全図 — 長久保赤水『改正日本輿地路程全図』(1775)

伊能忠敬の実測図より約40年早く出版され、江戸時代を通じて広く使われた民間の日本地図。経緯線を備え、街道と宿場が細かく書き込まれた「実用の日本図」である。旅人が持ち歩いたのはこちらだった。

長久保赤水・改正日本輿地路程全図。街道と宿場が書き込まれた江戸時代の日本地図

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長久保赤水『日本輿地路程全図』(安永4年〈1775〉版)。木版刷り。アメリカ議会図書館蔵の原本スキャン。画像: Wikimedia Commons(パブリックドメイン)

弐 | 江戸切絵図 — 浅草周辺(嘉永6年・1853)

切絵図は江戸の市街を地区ごとに分けた分冊地図で、いわば江戸の住宅地図。武家屋敷は名前入り、寺社は赤、町人地は灰色と色分けされ、現代の地図記号の感覚で読める。これは尾張屋清七版の浅草周辺図で、浅草寺の伽藍と大川(隅田川)が見える。

江戸切絵図・浅草周辺。浅草寺と隅田川、色分けされた町割り
江戸切絵図・浅草周辺(尾張屋清七版・嘉永6年〈1853〉新鐫、戸松昌訓著)。画像: Wikimedia Commons(パブリックドメイン)

参 | もっと地図を見る — 外部プラットフォーム

インタラクティブに江戸時代の地図を歩ける優れたサービスがすでにある。江戸大全は張り合わず、最良の入口としてここに案内する。

れきちず

江戸後期(1800〜1840頃)の日本をGoogleマップ感覚で歩けるWeb地図。2025年に全国対応・3D表示にも対応。

大江戸今昔めぐり

江戸末期の切絵図を完全描き起こしし、現代地図と重ねられるアプリ。人名検索7,200件以上。

edomi マップ(CODH)

江戸切絵図の地名データベースを現代地図と統合した研究基盤。学術系の本格派。

国立公文書館デジタルアーカイブ

幕府が作らせた元禄国絵図・天保国絵図の原本画像を公開。国ごとの公式地図。

国立国会図書館デジタルコレクション

江戸切絵図や道中図など、地図史料の原本を多数デジタル公開。

TOKYOアーカイブ(都立図書館)

江戸切絵図・江戸図の所蔵資料を画像公開。江戸の市中図はここが充実。

収蔵地図は今後も追加していく(伊能図・国絵図・道中図など)。画像の出所はプラットフォーム調査と images/credits.json に記録。最終確認日: 2026年8月25日

版 20260827 0207