食 — FOOD

たべる

蕎麦・寿司・天ぷら・うなぎ。今の和食の型の多くは、江戸の屋台と外食文化から生まれた。単身者だらけの百万都市が「早い・安い・うまい」を発明した。

広重『名所江戸百景 大はしあたけの夕立』。夕立の橋を人が渡る
歌川広重『名所江戸百景 大はしあたけの夕立』(安政4年〈1857〉)。夏の夕立。この季節、町には甘酒売りと心太売りの声が流れた。冷やす手立てがないので、季節が食を決めた。画像: Wikimedia Commons(CC0)

この間口の項目

食文化の全体像

一日二食から三食へ、そして白米へ。食べられるようになったことが、江戸患いという病を生んだ。

百万都市の胃袋

米・酒・魚。人口100万の消費を数字で見る。

夜鳴き蕎麦

十六文のかけ蕎麦。風鈴の音を鳴らす夜の屋台。

棒手振り

天秤棒ひとつで魚も野菜も届く、江戸のデリバリー網。

握り寿司

屋台の速い飯。冷蔵のない時代の「仕事」。

天ぷらと蒲焼

串で立ち食いする油の料理。屋台から生まれた名物。

居酒屋

酒屋の店先の「居酒」から生まれた業態。

菓子と甘味

砂糖が高価だった国で、甘さはどこから来たのか。

「執筆中」の項目は順次公開する。全項目が五つの窓(しくみ/江戸と今/同じころ世界では/アジアのいま/広告と評判)と出典・確度欄を備える。

版 20260827 0207