藝 — ARTS

げい

浮世絵、戯作と黄表紙、俳諧、三味線音楽、そして江戸のことばとくずし字。庶民が作り、庶民が消費した文化は、いま世界の美術館が所蔵する芸術になった。

広重『名所江戸百景 猿わか町よるの景』。芝居町の夜、提灯が並ぶ
歌川広重『名所江戸百景 猿わか町よるの景』(安政3年〈1856〉)。芝居小屋が集められた猿若町の夜。月に照らされた通りに、人の影が長く伸びる。画像: Wikimedia Commons(パブリックドメイン)

この間口の項目

儒学と学問

寛政異学の禁が縛ったのは幕府の学問所だけ。中心の外に陽明学、古学、国学、蘭学があった。

浮世絵と錦絵

版元・絵師・彫師・摺師の分業が生んだ大衆美術。

戯作と黄表紙

絵と文が溶け合う大人の読み物は、風刺ゆえに弾圧された。

俳諧

一人で詠む「俳句」の前に、座で共同制作する遊びがあった。

音曲

三味線という新しい楽器が、江戸の音楽を組み替えた。

江戸ことば辞典

「十八番」「どんでん返し」——江戸生まれの現代語を確度つきで。

くずし字

読めなくなったのは、明治以降の制度変更の結果である。

「執筆中」の項目は順次公開する。全項目が五つの窓(しくみ/江戸と今/同じころ世界では/アジアのいま/広告と評判)と出典・確度欄を備える。

版 20260827 0207